Cut Out the World 〜その世界を、一瞬を切り取ろう〜

Seiの趣味や考え、日々の気づきを書いていきます。

ストレスフルな日々に気づいた日。

こんにちは。

Seiです。

暖かい日が続いていて、そろそろ春もすぐそこだなぁと思いきや、また寒くなりました。

三寒四温という言葉を思い出しますね。

服装を間違えて風邪をひかないように、少し厚着するくらいが後悔しないみたいです。

 

さて、今日は日記みたいなことを書こうと思います。

テーマにある通り、最近ストレスフルだったみたいです。

しかし不思議なことに、その時気づくまでは全くそうは思っていなかった。

いつも通りことが運んでいるのだと思い込んでいたわけです。

 

ちょうど一週間前に熱を出しました。

37.8℃と微熱といえば微熱。

幸いにも喉は痛くなく咳もなし。

鼻水も出ないのでいつもの風邪の引き方と違うなぁと思いました。

抗源検査も2回やって陰性だったので、今流行りのコロナでもない。

なんだろう?と不思議に思うSei。

他の症状としてあるのは胃腸の元気のなさ、体のだるさ。

そしてなぜか手の指の皮が剥け始めている。

しかもそれが10本全部。

明らかに異常。

しかし当時は思い当たる節がなく、とにかくたくさん寝て治そうと。

 

二日間寝てやっとこさ動けるように。

そのまま仕事もやり始めましたがなかなか本調子に戻らない。

いつもなら元気100倍!となっていたのに???が続きます。

本調子ではないのでキャンプにも行けない。

しかしいつもならとても残念なのに、今回はキャンプに行けないことがすごく残念という感覚がなかったのです。

 

•••これは異常事態です。

一年半ずっと楽しんできたものに対しても、向けている感情がいつもと違う。

違和感しかない。

そこで初めて、「今の自分」とちゃんと向き合おうと思い始めました。

 

 

 

ーヒントはたくさんあった。ただ、気づかないだけ。ー

 

僕は瞑想の資格を持っています。

毎日瞑想をするほど、瞑想が自分にとって大事なことだとも理解しています。

しかしその瞑想も、やることが目的になり本来の効果を発揮できていなかったようです。

瞑想を、そのやる意味を振り返って、自分のために行ってみました。

 

気づいたのは「そこに自分がいないこと」でした。

自分を大切にしないこと、それがどれだけ自分を苦しめていたのか。

まるで自分自身が存在してもしなくても何も世界は変わらないと、だから僕は何をしなくてもいい。

そんな風に気付かぬうちに、自己否定をしていたのだと思います。

だから今目の前のことに集中できない。

誰かに言われた「やらなきゃいけないこと」に追われる。

けどその過程に「僕」は存在しないように扱う、ただこなしていく。

それは休日の僕も同じく。

結果本来は違う色のはずの毎日が、変わり映えしない毎日に感じていたんだと思います。

結果、脳や心は疲れ果てていた。

すると、体が訴えかけてきたんでしょうね。

「このままじゃ良くないよ」と。

 

ー気づいた時には手遅れなことがある。ー

僕はラッキーでした。

いろんなことがもっと悪化する前に気づけたので。

気づけないままだとどうなるのか。

僕の今までの経験で想像つくのは二つ。

お金の管理ができなくなる、もう一つは人間関係の悪化です。

怖いですね。

破産と孤独。

どちらも後戻りできないことです。

 

ー気付きを持ち続けること、それでしか予防も改善もできないー

現状把握が大事なんです。

「今、何がきているか」を知ること。

現在地がわからないと、ゴールまで辿り着けません。

今向いている方向がわからないと、迷っているかもわかりません。

僕はどこにいて、どこを向いているのか。

それに意識を向けることで、気づくことができます。

その気づくための時間をこまめに取ること。

それが瞑想であること。

その本質が分かった上でその時間を過ごすこと。

とても大切なことです。

 

ー僕らは過程を生きているー

養老孟司さんが「人生とは過程を生きること」みたいな言葉を言っていたと思います。

すごく不明確ですが、多分こんなことを言っていた。

多分。

結果を追い求めすぎている現代人にとって、人生すらも結果で良し悪しを判断して疲れてしまうことが多々あります。

しかしあくまで僕らの人生は過程の連続でしかない。

そこに結果などはなく、あくまでずっと過程の中を生きていくのです。

全てのことが、生まれて死ぬ、という普遍的な結果の中にある過程です。

全てがつながっています。

しかし僕らの意識はその一瞬一瞬を断片的にしか捉えられないのです。

刻一刻と時間は過ぎているのにも関わらず。

思考とはとても遅いもの。

だからこそ、今を見つめ続けることが大切なのだと思います。

停滞しがちな僕らの思考、一方で急速に進んでいく環境。

考えている暇なのないのでしょう。

その一瞬一瞬に反応して、生きていく。

意思の反応は遅くとも、脳の対応はとても早いので心配する必要はないんですよね。

無我であること。

常にマインドフルな状態で日々生きたいと思った今日でした。

 

 

今日は雨が降っています。

少し肌寒いですね。

風邪をひかないように気をつけて。

意識を自分に向けたら、いつの間にかあったまっているかもしれないですね。

 

またね。